乳井神社五輪塔・板碑2018年08月08日

 乳井神社、地方の小さな一郷社です。それでもそれなりに歴史があり前進は平安時代承暦二年(一〇七八年)伽藍造立とされております。
                 【乳井神社 境内入り口】

 毎年8月2日宵宮、同8月3日例祭で有りますが、特に今年は三十三年に一度の例大祭が行われます。
 私は昨年よりこの神社を取材しておりますが、この神社には他には無い特徴が有ります。一つは前回紹介致しました、笑う狛犬、今ひとつは今回ご紹介する五輪塔及び板碑です。五輪塔は1基だけですが、鎌倉時代のものとされ結構大きいです。五輪塔の周りには、同時代からの板碑が9基存在します。
                 【乳井神社 五輪塔・板碑】

                       【板碑】

                     【五輪塔・板碑】

 ここ乳井には鳥居前に2基、拝殿脇に3基、五輪塔と同じ場所に9基、他の場所にも9基と24基の板碑が存在します。
 さすがに積雪寒冷地でもあり、凍害等に犯され痛みのひどいものもありますが、残された梵字を見れば歴史を感じると同時に、心が癒やされる感じも致します。
                  【大鳥居近くの板碑】
       
 ここの神社には石造りのものが割と多く、それも楽しいというか変わっているというか、そんなものも見受けられます。今後機会を見てご紹介したいと思います。
            以上

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