著作権に関する私の経験その22017年05月14日

【著作権に関する私の経験 その2】

 昔市の施設でミニコンサートやっていたときの話しです。最初はギャラ無しでとの話でしたが、少しでもギャラを出すよう了解を得、著作権料のことも頭に置くよう申し入れし始めたミニコンでした。

その後、思った以上に金額がかさむ著作権料の予算獲得に困ったのか、コンサートを実施している建物を有料施設の区域から外し、ギャラも無くしコンサートも無料となってしまいました。

演奏者は楽器購入及び膨大な練習時間等、かなりの金及び時間を消費します。少しでも足しになればと、私もギャラを出すよう説得したのですが、ある意味著作権料の壁に阻まれたと感じました。

最近音楽関係のカルチャーセンターから、一律著作権料を徴収しようという動きがあります。これについても、私がやっているクラシックギター等は昔からの教本が多く、JASRACで管理しているような曲はあまり有りません。にもかかわらず一律とは腑に落ちません。

考えてみれば、著作権法とは一般の使用者からいかに金を取るかという法律であって、使用者のことを考えた法律ではないようですね。

NHKには視聴料を払いたくないと、【イラネッチケー】という機械を作った人がいたそうですが、そんな機械がほしくなります。

以上

【雪国】作詞作曲 プロの方 演奏:知人および私

https://www.youtube.com/watch?v=DJ-mn1DjwR4