睡蓮沼と八甲田連峰2021年06月19日

【睡蓮沼と八甲田連峰】
 青森県青森市八甲田にあるこの沼は、スイレン科のエゾヒツジグサが自生していることから、睡蓮沼と呼ばれています。
 八甲田連峰には数多くの湿原が点在していますが、ここ睡蓮沼からの眺望がひときわ雄大です。
 ここから見える山々は、八甲田連峰の一部で、右から見て、高田大岳(1,552m)、小岳(1,478m)、八甲田連峰の主峰、大岳(1,585m)、硫黄岳(1,360m)、石倉岳(1,202m)です。
 標高980mのこの湿原一体を取り巻く針葉樹は、アオモリトドマツ(オオシラビソ)で、冬には樹氷になるなど、八甲田の形を様々な形で表現してくれます。
 この日は6月中旬ですが、まだ雪が少し残っていました。
                       十和田八幡平国立公園  青森県

【動画タイトル】

【国道からの入り口】

【ウッドデッキの展望台 記念写真を撮りましょう】

睡蓮沼と八甲田連峰の案内図

高田大岳と水に映った姿

【左側 レンゲツツジです 雪が少し残ってます】

高田大岳とワタスゲ

【左から硫黄岳 大岳 小岳です】
                                            以上

水面写り込みの風景2015年11月08日

 先日、水面の写った写真が有りました。吊られて私も過去の写真を捜してみたところ、この程度見つかりました。
  これは10年程前、睡蓮沼へ行ったときの写真です。わりと朝が早かったせいか、湖面が静止しております。
 こういう風景は私も、ここでは初めてです。写真を撮っている方が、ウッドデッキにたくさん居りました。

                                           【青森市睡蓮沼】

  これはだいぶ前になります。2月の冷え込んだ日でした。弘前から大館周りで行き坂を下がったあたりで、少し異様な感じがしました。湖面を見ると波一つ無い、このような光景が見えました。私は何十回となく十和田湖へ行っておりましたが、この光景は初めてでした。
                                                【十和田湖】

  こちらは弘前公園の玄関とも言うべき、追手門前です。これも夜10時前の光景です。水面は朝早く若しくは、夜遅くに静止するようです。
 風景写真の心構えに、「夜討ち朝駆けはカメラマンの習い」いう言葉があるようです。これだけの理由ではないと思いますが。
                                           【弘前市追手門前】
                                                                                    以上

自宅 カメラ保管庫2014年12月16日

スプリングカメラ 
セミ版と6cm×4.5cm版

 昭和の時代いわゆる二眼レフ全盛の頃、ブローニー版がはやっておりました。6cm×6cm版は12枚撮影でき、画面は正方形で縦横はありません。
 そして6cm×6cm版に対して、セミ版(サイズは現在の6cm×4.5cm版と同じです。)というサイズがありました。6cm×4.5cmは、普通は縦画面になります。撮影枚数は、15枚です。
 しかしそのサイズは何故か、その後6cm×4.5cm版という風に呼び名が変わりました。フィルムサイズは、二台共縦5.5cm×横4.2cmでした。

 写真の二台は左がセミ版で右が6cm×4.5cm版です。セミ版での撮影はありませんが、6cm×4.5cm版のカメラは現在でも現役です。
                【スプリングカメラ 使用状態】
スプリングカメラ(使用)

 カメラの説明ですが、収納性を考慮して折りたたみが出来るカメラを、スプリングカメラと呼んでいるようです(このカメラには、スプリングはついておりません)。
 上の写真が撮影状態で、下の写真が収納状態です。携帯性を考慮し、使う人の気持ちを考えた良いカメラだと思います。野外活動、特に登山に行く方にはもってこいのカメラだと思います。
               【スプリングカメラ 収納状態】

  添付の風景写真は、6cm×4.5cm版撮影のポジフィルムをスキャンしたものです。
           【6cm×4.5cm版で撮影 八甲田睡蓮沼 】

 最近は面白みのあるカメラが、少ないように感じられます。出来ればデジカメの6cm×4.5cm版が、値段、サイズ共に、スプリングカメラ位コンパクトにならないものか、メーカーさんに期待したいところです。

以上