正応の板碑2015年05月10日

 先日家族と岩木山の麓の菜の花畑へ行き、帰りに庭園を見ようと有るところへ寄ったのですが、連休明けということからかお休みでした。やむを得ずその近くにあると聞いていた、「正応の板碑」を見学に行きました。
 私は考古学ファンでもあり遺跡、史跡等に興味を持っており、前から行って見たい場所の一つでした。

弘前市中世の歴史遺産 正応(しょうおう)の板碑(いたひ)】
 場所:弘前市中別所地内
 津軽地方の中世(当時の人々の世界観、宗教観)を知る上で貴重な資料として板碑(いたひ)と呼ばれる金石文(きんせきぶん)がある。現在、弘前市内には県内最古の文永年号を刻んだものが鬼沢(おにざわ)地区に確認されるほか、船(ふなざわ)地区の中別所(なかべっしょ)にまとまって残されたものが著名である。中別所の板石(いたいし)塔婆(とうば)は「正応(しょうおう)の板碑(いたひ)」と呼ばれ国指定重要美術品となっている。【ひろさき読解本(よみとくほん)より】

 道路側から見た、案内板と板碑の全景です。りんご畑の中に有る右側の柵の中ですが、あまり広くはないです。
                  【正応の板碑 全景】

 国指定重要美術品の案内板です。弘前はそれなりに歴史がありますね。
                 【正応の板碑 案内板】

 鍵は掛かっていませんでしたので、中に入って見させて頂きました。柵の外は私有地のようですので、極力立ち入ることを避けました。
 タンポポを入れ、少し雰囲気を明るくしてみました。梵字を見ているだけで昔に思いを馳せ、何故かワクワクしてきます。単に、マニアックなだけですか?
                   【板碑 内部詳細】

 大きな石碑の梵字を、帰ってからネットで少し調べてみました。
 ネットからの情報では、この字は「バン」「未」「申」、「大日如来金剛界」等々いろいろな書き込みが見られました。そのうち図書館へ行き、調べてみようかなと思います。
                   【板碑 部分詳細】

 最後に、岩木山をバックに一枚撮ってみました。
                    【板碑と岩木山】
                                         
                                         以上

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hirosakisanpo.asablo.jp/blog/2015/05/10/7630886/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。